Illustrator CS6新機能レビュー!!驚きのトレース機能進化!

IllustratorCS6 キャプチャ画面

新しくなったIllstratorCS6.この記事では特にライブトレース改め新しくなった「画像トレース」機能についてレビューしたいと思います。
※このレビューは体験版を元に作成していますので、実際の製品版と異なる画面や結果の場合もあります。

よい意味で期待を裏切ったトレース機能!

実を言うといくつかCS6で搭載された新機能のうち、一番期待していなかった機能といっても過言ではなかったのですが、実際に使ってみるとこれは使える!と思える素敵な機能になっていました。
そもそも、期待してなかった理由としてはすでに存在している機能であんまり使っていなかったからなのですが、使わなかった理由としてはトレース結果のパスが微妙という点が合ったんだと思います。
なにが微妙かというと、思いつくところではパスが複雑すぎる、変なところでアンカーポイントが付く・・。ゆえにファイルが重くなって扱いづらい。こんなところでしょうか。
それがAdobe曰く、

新しい画像トレース
新しいトレーシングエンジンにより、ラスター画像を編集可能なベクトル画像に変換できます。複雑な操作なしで、美しいライン、正確な配置、確かな仕上がりが得られます。

ということで、実際に仕上がったトレース結果は初期設定のプリセットをカスタマイズせずにそのまま使用してもかなり綺麗でしかも、パスが少なくなっています。

如実にわかるトレース結果!(アウトライン)

では実際の画像を。

今回トレースの元画像はセツ・モードセミナーの授業で描いたデッサンを元にしました。ペンとコピックで描いています。
白部分が多くて色数も少ないので、割と良好なトレース結果が得られる元画像だと思います。

では、一番わかりやすいアウトラインから。
こちらがCS5(画像クリックで拡大されます)
IllustratorCS5 トレース結果(アウトライン)

こちらがCS6(画像クリックで拡大されます)
IllustratorCS6 トレース結果(アウトライン)

CS6では元画像、ディフォルト(という名のプリセット。以下同)、写真(高解像度)、写真(低解像度)、ラインアート(初期設定のままだと2ptで線が太すぎたのであとから0.5ptに直しました)
CS5では元画像、ディフォルト(という名のプリセット。以下同)、写真(高解像度)、写真(低解像度)の順番に並べています。

いかがでしょうか。結果は一目瞭然ですね!
特に写真(高解像度)では差がわかりやすいです。
CS5ではもうパスが複雑すぎてほとんど青。元画像の形跡すらわからなくなってしまっています。
一方のCS6では確実にパスの数が減っています。CS5にしてもそうなのかもしれないですが、各種オプションを調整すればさらにパスが減るんではないでしょうか。
とくに、白背景部分なんかは劇的に減らせる気がします。

実用的なトレース結果

お次はアウトラインではないトレース結果です。

CS5(画像クリックで拡大されます)
IllustratorCS5 トレース結果

CS6(画像クリックで拡大されます)
IllustratorCS6 トレース結果

CS5ではトレース結果がなんだか線がぼやけています。背景の白もそうですが、恐らく助長な情報までトレースしてしまいパスを複雑化させていたのではないでしょうか。

CS6の写真(低解像度)はパスが少ないにも関わらず、ものすごく綺麗な結果です。
こちらの画像だけを見て、これがベクターデータからの出力だななんていわれなければ気が付かないレベルでしょう。
パスの数も少なく実用レベルのトレース結果ではないでしょうか。

トレース結果一覧

以下、CS6でのトレース結果ディテールです。

IllustratorCS6 元画像

元画像

IllustratorCS6 トレース結果(ディフォルト)

IllustratorCS6 トレース結果(ディフォルト)

IllustratorCS6 トレース結果(写真(高解像度))

IllustratorCS6 トレース結果(写真(高解像度))

IllustratorCS6 トレース結果(写真(低解像度))

IllustratorCS6 トレース結果(写真(低解像度))

IllustratorCS6 トレース結果(ラインアート)

IllustratorCS6 トレース結果(ラインアート)

 

トレースのオプション

そしてこれが「画像トレース」のオプションパネル

IllustratorCS6 トレースオプションパネル

IllustratorCS6 トレースオプションパネル

様々なオプションが用意されています。初期設定のプリセットの結果が思わしくない場合はこのパネルでカスタマイズできるというわけです。

ところで、僕が使用したのが体験版だったからなのか、画像を選択した状態ではプリセット欄の「カスタム」が選べませんでした。
一度何かしらのプリセットを実行すると上部にオプションパネル開くボタンが出現してカスタマイズできる・・という形になっていました。
この辺はいきなりカスタマイズを選んだりしたい気もしますが・・。

総評

いかがでしたでしょうか。
僕はこのトレース結果を見ていろんな可能性を感じました。
例えば、パスで絵を描くのが苦手な人は線画をスキャンして新しいトレース機能を利用したりとか。いや、パスが苦手でなくても独特なラインが出せていいかもしれません。
写真をトレースしてその結果をイラストの中の素材として組み込んだり・・。
トレース機能がすごく実用的になったおかげで、いろいろとアイデアが膨らみそうです。

今回は出来る限り早くレビューを書きたいと思ったので、駆け足での紹介になりましたが、後日、イラストだけではなく写真のトレース結果なども載せてみたいと思います。

また後日、

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もアップしたいと思っています!

このレビューがIllustratorCS6の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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